改善事例

Case

【五十肩(右肩関節周囲炎)】腕があがるようになりました! (F様・50代)

ご利用者情報 info

アイキャッチ
疾患名
五十肩(右肩関節周囲炎
発症からの期間
約5年
症状
右肩が上がらない
ご利用期間・回数
2か月間・週2回
リハビリ目標
右肩が最後まで上がる

リハビリの動画 movie

リハビリの記録 record

ご利用までの経緯
約5年前に強い右肩周囲の疼痛が出現し、近くの病院を受診したところ、肩関節周囲炎 (五十肩)と診断されました。それ以降、右肩が上がりにくい状態が継続していました。知人の紹介にて当施設にてリハビリを開始しました。
リハビリ体験時の状況
来所時、右肩を上げる角度は、他動運動 (セラピストの支えあり)、自動運動 (自力)ともに150°と制限があり(一般的には180°)、腕を上げる際に右肩周囲に疼痛が出現していました。また、入浴時に体を洗う際に、右手が後ろに届きにくいという訴えがあり、右手を背中の後ろに回すと右肩に痛みが出現していました。
リハビリ内容
◎右肩関節と肩甲骨周囲のリラクゼーション
◎右肩関節周囲・肩甲骨周囲の筋肉のストレッチ
◎右肩関節の動きを拡大するための関節可動域練習
◎右肩を上げる運動

リハビリの結果

座った状態で右肩を上げる角度は170°、寝た状態で他動運動で右肩を上げる角度は175°まで改善しました。また、右手を背中に回す動きも改善され、背中の後ろで両手の指を付けることが出来るようになりました。

ーーー以下、ご利用者様よりいただいた感想ですーーー
「肩をよく動かすようになったせいか、肩こりも大分ラクになりました!
教えてもらった自主練習を続けたいと思います!」

担当スタッフからのコメント

スタッフイメージ
受傷より約5年の期間ずっと腕を上げることができない状態が継続していたため、初回評価時、右肩関節や肩甲骨周囲の筋肉がとても硬い状態で、右肩を上げる可動域の大きな制限因子となっていました。そのため、制限因子となっている硬い筋肉のストレッチを重点的に行い肩関節が動かしやすい状態を作るよう努めました。

右肩の良い状態をキープするために、今後も日々のストレッチや運動を習慣として続けていただければと思います。