歩けているように見えても安心できない理由|家族が気づきにくい片麻痺歩行
京都市下京区・四条烏丸にある自費リハビリ施設 re-HAVE(リハブ)では、
脳卒中後の片麻痺による歩行や手の麻痺を専門としたリハビリを提供しています。
本コラムでは、ご家族の立場から見落とされやすい「片麻痺歩行」のポイントを解説します。
「歩けているから、もう大丈夫なのでは?」
そう思いながらも、どこか不安が残っている——
そんな気持ちで、このページにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
「歩けている=安心」と思ってしまうのは自然なこと
脳卒中を発症し、回復期病院でのリハビリを終えて退院したあと、
- 杖や手すりを使えば歩けている
- 家の中の移動は問題なさそう
- 転倒もしていない
こうした様子を見ると、「大きな問題はなさそう」「ひとまず安心」と感じるのは、ご家族としてとても自然な判断です。
むしろ、毎日の生活の中でそこまで細かく歩き方を気にし続けるほうが難しいと言ってもいいでしょう。
片麻痺の歩行は「見た目」だけでは分かりにくい
ただ、片麻痺のある方の歩行は、
「歩けているかどうか」だけでは判断できない部分が多くあります。
たとえば、
- 体の片側に体重を十分に乗せきれていない
- 上半身を大きく揺らしてバランスを取っている
- 足を振り出すたびに無理な力が入っている
こうした状態でも、転ばずに歩けてしまうことは少なくありません。
見た目だけでは分かりにくい分、「問題がないように見える歩き方」が定着してしまうこともあります。
家族が気づきにくい「片麻痺歩行のサイン」
次のような変化はありませんか?
- 歩けるけれど、すぐに疲れてしまう
- 外出や人混みを避けるようになった
- 段差や坂道を極端に嫌がる
- 家の中では問題ないのに、外では不安そう
これらは、「歩けているけれど、身体に負担がかかっているサイン」であることがあります。
歩行そのものは維持できていても、
生活の範囲や活動量が少しずつ狭くなっていく——
片麻痺歩行では、こうした変化が静かに起こりやすいのです。
「大丈夫そう」に見えることで、リハビリが止まりやすい
歩けているように見えると、
- 本人も「これ以上は仕方ない」と思いやすい
- 周囲からも「歩けているからいいじゃない」と言われやすい
結果として、
歩行の質や負担について見直す機会がなくなることがあります。
これは、本人やご家族の努力不足ではありません。
評価されるポイントが限られていることで、「整理されないまま残る問題」があるだけなのです。
家族ができることは「頑張らせる」ことではありません
ご家族としてできることは、
- 無理に歩かせること
- 自主トレーニングを増やすこと
ではありません。
大切なのは、今の歩き方がどのような状態なのかを、一度きちんと整理してもらうことです。
歩行は、左右差・姿勢・タイミング・代償動作など、複数の要素が重なって成り立っています。
それらを専門的な視点で見直すだけでも、「安心できる状態なのか」「見直す余地があるのか」がはっきりします。
家族だけの相談や評価も、選択肢のひとつです
「本人はもう十分だと思っている」
「無理に連れて行くのは気が引ける」
そんな場合でも、ご家族だけで相談することには意味があります。
- 今の状態を整理する
- どんな点を気にして見ればよいか知る
- 本当に今は何もする必要がないのかを確認する
何かを決断するためではなく、安心するための情報整理として考えてみてください。
当施設における歩行の評価について
当施設では、脳卒中後の片麻痺による歩行や手の麻痺について、
🍀 見た目だけでは分かりにくい歩行の負担
🍀 生活の中で起こりやすい問題
🍀 今後の見通し
を丁寧に評価し、分かりやすく説明することを大切にしています。
体験や契約を前提にする必要はありません。
ご家族だけでの相談も可能です。
ご相談・体験のご案内
「今の歩き方について、一度整理してもらったほうがいいのかもしれない」
そう感じたタイミングが、相談のタイミングです。
まだ何かを始めると決めていなくても問題ありません。
確認のためだけの相談でも大丈夫です。
✅ 本人はもう十分だと思っている
✅家族としては少し気になっている
✅今は様子を見るべきか知りたい
こうした段階でのご相談も多くいただいています。
ご本人が迷っている場合は、ご家族だけでのご相談から始めることもできます。
📞 お電話でのご相談 075-746-6488
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