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【コラム番外編】ウクライナの文化と音楽の魅力、リハビリ

こんにちは!脳卒中に特化した自費リハビリ施設「リハブ(re-HAVE)」の理学療法士、木村です。

先日、「Ukraine House Kobe (ウクライナハウス神戸)」という神戸にある在日ウクライナの方々のための交流施設にて行われた映画上映会のイベントに参加してきました!

「ウクライナハウス神戸」とは

2024年12月15日に神戸在住のウクライナの方々によって神戸市に設立された在日ウクライナ人のための交流施設。在日ウクライナの方々が故郷を離れたこの地でもウクライナの文化、言語、アイデンティティを分かち合い、つながりを保ちながら守り続けるための場所。ウクライナハウス神戸ではウクライナの伝統的な文化や行事を体験できるイベントが開催されており、日本の団体との文化交流も行われています。


上映された「Mustache Funk」という映画は、ウクライナの1970年代におけるポップ音楽の誕生と発展を描いたドキュメンタリー映画で、民族音楽とファンクの融合が生んだ独自の音楽シーンが紹介されています。私個人的にはウクライナの綺麗な刺繍の入った民族衣装ヴィシヴァンカとバンドゥーラと言われる民族楽器に惹かれました!


今回は「ウクライナハウス神戸」の活動をより多くの方々に知っていただけたらと思いコラムとしてまとめました。


そして、リハブ(re-HAVE)はリハビリ施設ということで、ウクライナにおけるリハビリに関する現状についても少しご紹介したいと思います。

ウクライナにおけるリハビリの現状

2022年のロシアによる全面侵攻以降、ウクライナでは日々多くの負傷者が発生しています。
多発性外傷、外傷性脳損傷、脊髄損傷、四肢切断、熱傷など、その多くは高度の医療を要する重症患者です。日本ではあまり知られていないですが、爆風や破片による視力喪失や眼球損傷も大きな問題となっています。

これに伴い、負傷した兵士や民間人に対するリハビリテーションの需要は年々増加しており、身体機能の回復や社会復帰を支援するリハビリ専門職の教育や医療保健システムの整備が急務となっています。また、戦争の長期化により医療機器や義足などのリハビリ機器の物資支援の需要が非常に高くなっています。

こうした医療・リハビリ分野を含めたウクライナの深刻な課題に対して、私たちにも何ができるのかを考える機会が増えています。


実は、ウクライナの首都キーウ市と京都市は、姉妹都市として長年にわたり友好関係を築いてきました。ご興味のある方はぜひご覧ください。
https://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000298037.html



最後に。ここ日本の地でも、高齢化や病気によって身体が動きにくくなったことにより、リハビリを必要とする方々は増加しています。

私たちはリハビリを通じて、お一人おひとりの「できること」を取り戻すためのサポートを専門的な知識と技術で丁寧に提供しています。日々の積み重ねが、生活の質の向上や自立につながると信じ、一緒に取り組んでいきます。

どうぞお気軽にご相談ください。皆さまのご来所、心よりお待ちしております。
電話:075-746-6488
お問い合わせフォーム:https://re-have.jp/contact/

※施設の見学・無料カウンセリング・リハビリ体験も随時受付中です。