【脳梗塞 (左片麻痺)】ふらつきが減り、安定して歩けるようになりました (K様・80代)
ご利用者情報 info

- 疾患名
- 脳梗塞
- 発症からの期間
- 約10か月
- 症状
- 左片麻痺
- ご利用期間・回数
- 1か月間・5回
- リハビリ目標
- 転けずに歩けるようになる・左手が使えるようになる・ 料理や手芸を楽しみたい
歩行動作に関しては、リハビリを継続する中で、次のような改善が見られました。
①麻痺側(左足)でしっかり体を支えられるようになった
②左足全体を持ち上げやすくなり、つま先が地面に擦れにくくなった
これにより、歩行時のふらつきが軽減し、より安定した歩き方ができるようになりました。
①の変化については、1本杖による支えなし (足の装具のみ使用) で歩いた時に分かりやすく見られ、
リハビリ開始時は、左側へのふらつきや傾いていく様子が見られましたが、1か月後にはこの左側へ傾いていく歩き方が解消されました。
②の変化については、足の装具なし (1本杖のみ使用) で歩いた場合に見られ、
リハビリ開始時は、麻痺側の左足全体の持ち上げや左足つま先の上がりが低く、地面に擦りそうな歩き方でしたが、1か月後にはこれらの改善が見られました。
担当スタッフからのコメント
そのため、左足関節はじめとした下肢各関節の運動や筋力トレーニング、バランス練習を重点的に行い、麻痺側である左下肢の支持性向上を行うことで、より安全で安定した歩行動作の獲得を目指してリハビリを行ってきました。
これからも転倒に注意しながら、安心して日常生活を送っていただけるよう、引き続きサポートしてまいります。